ヤバかった…。
怖い 怖い 怖い…
ヤバかった…ほんとにヤバかった…。
廃人になる一歩手前だった。
家で料理をするが、リハビリみたい。野菜の皮を剥くのや切るのが、夢の中、皮に何層も包まれた向こう。必死。
頭と手元が一致しない。字が書けない。言葉が頭に浮かばない。これはかなり前からだった。
頭の血流よくなるように、とマクロカレー。塩を多めに入れて炊いた麦ご飯。
…富山にいる時、誰か分かる人が見て、「あ、危ない。むろやん、お店は休んで、あなたは実家帰りなさい」と阻止してくれてたら。
本来ならむろやんが元気な時の私を知ってるのだから、目が虚ろだとかヘンだとか見極めて、「店はしばらく閉じよう。実家で体を休めておいで」と言ってくれるのが本当だがな…。
「愛する」というのはそういうこと。
私が「怖い!怖い!怖い…」とシートベルトにしがみついていたのもピンと来ず。諸々の訴えも単にわがままを言っているようにしか取れなかったらしい…。
悔しい。もどかしい。怖い。明日は精神科に薬を処方してもらいに行くが、脳神経科なんだろか…。はっきりしない頭。医者はあてにならず。
怖い、怖い、怖い…。