[]「怒り」の感情を整理してみよう…。

朝、しばらく寝かせてもらう。右耳が痛い。今度は右側の頭痛と眼精疲労と肩こりだ。


とりあえず起きて、紅玉を食べる。むろやんはコーヒー飲みに。耳鼻科行ってみようかなぁ、とタウンページをめくり、検討をつけてるところにむろやん帰宅。


酵素に入れば治る、大丈夫、と言い張るむろやんに、「お願いだから、耳鼻科行かせてください」と頭を下げる。これは明らかに異物混入(?)。自分の身は自分で守らないと。

そういえばバンコクでも、「お願いだから病院に連れて行ってください」と師匠にお願いしたなぁ…。足の甲に錆々の電動ドリルぶつけたの。破傷風が怖くてね。


何とか了解してもらい、午後診を待って藤ノ木のスタバに。だからむろやん、本屋さんで物色できない程の体なんだってば。近くのカフェ・フェローをむろやん見つけたけどあいにく定休日だった。


アッサムブラックティーラテ(豆乳)。焼きリンゴのタルトをむろやんと半分。甘酸っぱくておいしい。ブラックティーというから注文したんだけど、甘い。店員さんに聞きたかったけど元気なかったので聞けず。


席で病状説明のメモを作る。じゃあ行こうか、というところでむろやんトイレ行く、と。前回何も言わずに消えたのよりは進歩してるが…。体を再びソファに預けて目をつむる。

ほんとに、自分の疲れには敏感にならないと。もうギリギリ!と思ったのが1ヶ月半前。バタバタしてて、いつしかストレスのことを忘れてた…。このトシになるとドカンと症状が爆発して、回復が遅くなるんだ…。「怒り」の感情。これを見つめて整理しておかないと…。


聞こえない方の左手をポンとたたかれてギクッとする。聞こえない側、左側から近寄ったり叩いたりは驚くから止めてちょうだいと言ってるのに。聞こえる方から近づいてそっと触ってくれるか手を振ってくれるのがありがたいです。


耳鼻科へ。先生が耳の中を覗いてなるほど、というようにうなずいた。自分で中を見られるスコープで耳を見る。うわあ、毛がいっぱい…。そして右耳。鼓膜にごろんと酵素が張り付いてた。


「…耳くそ?」と先生。いえ、これは酵素の固まりです。月曜日に酵素に入った時、耳鳴りが苦しくてもがいた、あの時に入ったやつだ。


バキュームで吸い取る。あたたたた。そして薬流し込み?嘘のように痛みがなくなった。
酵素のお客様にはくれぐれも耳に入らないようにしなくっちゃ。私が先に体験しておいてよかった。


写真と取れた酵素の粒をもらう。むろやん説得材料。


耳鳴りの薬も一応もらう。

診察室でしみじみ鼓膜の写真に見入る。乳白色の半透明だ。向こうが透けて見える。この奥で耳鳴り鳴っているんだ…。よじれた向こうに臍の緒があって胎児がいるように見える…。神秘的。


帰宅して母に写メール。むろやんが梨を剥いてくれた。母によればこのでかいごつごつした梨は長十郎。昔の梨なんだって。ここから20世紀などの梨が生まれた。母は新しい品種のを食べるとお腹壊すが、長十郎なら大丈夫。探してるがなかなかない、高級品だと。母に残りを送ることにする。なるほど、言われてみれば洗練されてない素朴な優しい甘さ…。


郵便局で荷物を送る。続いて庭作業。
夕食は簡単にお鍋、プラスもちきびかぼちゃ。


さて、私の中の「怒り」について検討してみるか…。耳鳴りのキーポイントだからね。