[]皮から手作り水餃子。レシピも見ずにあっという間。

朝、明るい…太陽が出たのかな…とカーテンの外を見ると雪!雪が降ってます。しかも積もってます。春は永遠に来ないのかと思った一瞬でした。ああ〜、庭に植えた茗荷やアイビーが雪かぶってる。ごめんよ〜。


高校から社会人まで、よく山に登ってたんだけど、温暖で都会の関西方面から立山・剣に登るってのは、本当にいいとこ取りだったんだな。驕っていたな。

地元では冬の間山は見えないし、風は強いし雨雪はすごい。農作物もガーデニングも思うようにいかない、おしゃれしたくても高価ないい服着ていられない。で、夏や冬に山を楽しめるかというと近くにあっても仕事あるから全然行けない。


今、駅でそれらしき山屋の格好してる人達見ると、足が着いてないのにイキがってるようで、昔の私を見るようでなんとも恥ずかしい。


すべからくリゾート地や最近もてはやされている田舎に入り込むということは、自分が「よそ者」で、地元の方々の生活の場を土台に楽しませていただいている、という自覚がないといけないな、と思いました。高校一年の時にも作文にちらっと書いたけど、今は地元民として。


いや、三年経っても私は新参者です。その思いはマイナスでなくて、慎みとして大事にしていきたい。


午前中お客様。
合間に小豆玄米ご飯炊き。


お見送りしてからすぐアピアへ。サンビアンがイベントセールをやっているので。ぱっかん屋さんは…終わったのかな。


「ゆり邑」へ。カフェコーナーがあるようなので入ってみた。テーブルにかけられているクロス、アイボリーの地に刺繍、ライナーがインディゴブルーの組み合わせでノーブル。

カーマで灯油を買いついでに日向ミズキとナスタチウムを買う。あまりにも雪々しい日々なので、黄色の花が家に欲しくなったのだ。好きなロウバイによく似たマンサク科の日向ミズキ。


高岡から夫婦のお客様。妹と同じ名前で、旦那様も漢字は違えども同じ名前。今朝方珍しく妹ともメールをやり取りしたし、それに付随する雑多な感情も沸き上がったし、これは何か意味がある。


降りしきる雪。


お客様が酵素に入られてる合間にむろやんと物事をジャッジしない、環境問題などで闘うのではなく、人の心をキレイにしていけばいい、という益戸育江さんの考え方などについて話をする。


八尾から有機農家が肥料にする酵素を取りに来られた。


束の間、晴れ間!根っこがポットから出ているナスタチウムと日向ミズキだけ急いで植え付け。今晩また雪で冷え込むようだが、今のうちに。


日向ミズキの黄色が妖精のようで可憐。たまらなく愛おしい。白梅も欲しいな。夏みかん、この辺りでは育たないようで残念。


青空だあ!

作業まだいろいろしたいが、はや夕方で一段と冷える。うちの中へ。


急に思い立って餃子を作ることにした。皮から。レシピ何も見ず。

強力粉に塩を混ぜ、熱湯をかけていく。打ち粉も麺棒に粉を付けるのも手馴れた感じ。皮にも粉をまぶして重ねていった。


不思議なようだけど、私の中に誰か入って、私の体を使って「餃子」を作っているような感覚なのだ。「餃子」が頭に下りてきて、そのソフトが私にインストールされたような。
私もあまり先の手順知らないのに、体や手がさっさと目分量で熱湯でこねて、棒状にして寝かせておいて包丁ですとすと切り、手近にあるすりこぎで延ばしていく。


こういうのはよくあることで、おはぎを40幾つも作ったり、おやきを作ったり。私以外の誰かが勝手にやってくれる感じです。自我を放棄する状態だとこうなるみたい。


そんなこんなで、一時間であっという間に出来上がりました。中華の食卓。


【夕食】

・水餃子。

豆腐、ニラ、生姜、にんにく。塩胡椒や一味、ごま油で味付け。皮から手作りでもちもち。つるんとしてて、肌がきれいになりそう。皮をこねるのでちょっとした運動不足解消にもなる。

何より感触が楽しい。遊べて食べられる。健康になる、美人になる。何よりです。


・芙蓉蟹(フーヨーハイ)風玉子焼き。

なんと蟹は使いません。常備菜のおからの炊いたんを使います。葱切らなくても既に入ってるから彩りよし。不思議に蟹が入ってる食感。トマトケチャップと酢で甘酢あんにします。


・雲白老(ウンパイロウ)

土鍋で。春キャベツ、豚肉で。


・中華スープ。

残った餃子の種を元に味を調えただけ。汗びっしょりになります。うまい。


潔癖症なので、頻繁に手を洗う。作ってる姿はコントだったと思います。


でもお皿やボウル、ザルなど最小限にして使い回したし、very good!!!!