数霊の話、最後。

6「ム」7「ナナ」8「ヤ」9「コココノ」10「トオ」は素粒子から私たちヒトが生まれる過程を表しています。

「ム」で生まれたのが太陽。


「ナナ」で地球が生まれました。


「ヤ」で月。太陽と月と地球のバランスから地球上での生命の進化が始まり、


「コココノ」で脳が進化して、


「トオ」で魂の宿ったヒトが生まれました。

「ヒト」の意味は「光止」または「霊止」。

根源の光が地に止まったもの。私たちは一人一人が宇宙根源の意志を持ったエネルギーである光そのものなのです。


「トオ」は「十」と書きます。地球の元素から生まれた体「|」と、宇宙の光から直接生まれた魂「―」が合体して「十」です。「十」はまた、「|」陰と「―」陽、2極のエネルギーからなる宇宙全部を表しています。


ヒト=光=宇宙、というのが日本の宇宙科学、数歌が表す真実です。


伊勢神宮の書物には、こんな言葉があります。



人はすなわち天下の神物(みたもの)なり


心神(わがたましい)を傷ましむるなかれ



ふたつの正反対の力に分かれることから始まった宇宙の進化は、分離や反目を内在するという宿命を背負って進んできました。だから、人の中にも魂と肉体の葛藤を始め、いくつもの正反対の事象が渦を巻いています。


そのひずみが頂点に達しようとしているのが、今の地球の状況です。ふたつの力を統合して調和を生み出したいというのが宇宙根源のエネルギーと私たちの潜在意識がずっと望んでいることなのです。

by 大谷ゆみこ