宇奈月神社、蝉丸さん。

宇奈月神社での黒藤院公演。


私だけ観ることに。むろやんと妹は車で待ち。


一番前の席、かぶりつきに座る。


ふと、幸福追求権という言葉を思い出した。

私がコラーレでやった時と同じ美術。


カメラマンさんにも、お久しぶりです。


むろやん、コンビニで夕食を調達して開演ぎりぎりに渡してくれたが、
あろうことかカステラサンド…。3口だけで済ませました。


開演。


蝉丸さんの娘さんと女性が参道をゆっくり浄めていく。


水とお鈴、お香と花で。


娘さん、最年少の舞踏家ではないかな。大きくなったなぁ…。


腕、手が美しい。


衣装も相変わらず素晴らしい。


その後に続く獣から人間へのメタモルフォーゼ。今の妹のようにも思える。


WS参加者、外国人、男性が多い。


うまい人が2人。


下手な人は悪目立ちしてる。我が身を省みる。


…うーん。心に栄養剤を注射されたよう。昔の私に戻れたみたい。

懐かしい白塗りの匂い…。


そして蝉丸さんソロ。

安心。

美しい。

軽やか。

味わい深い。


あのお顔と頭の形と筋肉だよな〜。


神社と白い人間。よく似合う。蝉丸さんが麻のよりしろのようにも見える。


舞踏とスピリチュアルが結びついたようにも感じた。


むろやん観ててくれたら、真似してやってくれそうなのにな。


雪国富山では、神社の前にガラス張りの雪囲い?があるんだけど、照明がその中にも仕込まれてる。ならではだなあ、と。


最後蝉丸さんに挨拶。

やっぱり、頑張って来て良かった。


妹が泣きそうな私をフォローしてくれたのだ。


観ている間、妹今苦しんでないかな?と気になったりしたが、それを見殺しにするのが芸術の持つ毒、芸術の持つ凄まじさだったな、とも思いました。