ぶり返し。あの人は宇宙人だったんだ…もやもや。

murotomo2010-12-09

ぶり返しました…。私頑張ったのに。


早めに起きて顔を洗い、水分補給し、台所を片付け。りんごジュースの葛練りだけ作って食べ、葛根湯を飲んですぐまた布団に潜る。

むろやんに、自分が食べる分量のご飯だけ3合炊くように言った。黒豆の煮汁作って欲しいが無理だろ…。


お客様いらっしゃるぎりぎりまで寝てるつもり。明日はもっと忙しい。


布団の中でふと、そういえばむろやんとはお腹抱えて笑うことが少ないなと気がついた。

同じ手話を使う妹とはお腹を抱えて笑う。


いがみ合っていた母とでさえも、うまくかみ合ってる時は私の三枚目な所が発揮されてて、ボケや冗談、一発芸を披露できた。関西のTV番組でも上沼恵美子の喋りなどで、心底から笑ったり。


ここ富山でむろやんと生活してる中では笑いがない。むろやんには冗談通じないし。冗談言う人でもないし。


私がTVや新聞の漫画などでウケたところを教えても、ピント外れな答えが返る。三次元、とバカにする。


まじめな富山人だからかなあ。


母には詩を朗読したりもしてたな…。短歌の解説なども。むろやんは詩に浸ることができないタイプ。感性が違うんだろうか。


笑いがないのは辛い。笑いが通じないのは寂しい。


はいはいしてる頃からウケ狙いをする程の筋金入りの、実は三枚目なのに…。


携帯でむろやんに体温計を頼んだら、今日いらっしゃるお客様は新規とのこと。ちょっとー、きーてないよー!

体温測るのも、むろやん曰わく「そうやって遊んでる」。私は熱出しててもめったに体温測らないタイプだよ?!

お客様。動けない私に「いい加減に切り替えろ!!」のむろやんの罵声。明日出すマクロランチのメニューも、「よくランチ食べてる人だから同じもの食べてるから…」それはない!考えてるよ。なんでそんな失礼なこと言うかなぁ。


お客様を入れる。むろやん、入る前に飲む梅酢の説明ちゃんとできてない。お客様を入れてタイマーのスイッチを入れようとしたらゼロ表示のまま。作業がスムーズにいかない。

明日のランチの下拵え、メニュープリント、必要な買い物や用事が倒れた日曜日からどんどん溜まっていく。


合間に作った黒豆の煮汁をやっと飲んだ。


まわらない頭で、そういえば高校生の時に会ったあの男性は宇宙人だったんだなー、と分かる。


久しぶりに自分だけお雑炊を作って食べた。

そういえば、お雑炊作る自由も無かったんだ。独身の時はよくお粥やお雑炊作ってたのに。結婚すると、食事メニューがむろやん中心になってしまっている。半断食したくても、一汁一菜にしたくても。むろやんはお粥や雑炊嫌いだしね。丼、カレーも別盛り。


上がられた後のお客様の応対はむろやんに丸投げ。体が温まっているうちに布団に潜る。

私がお店の道具なら、大事にしてよ。ましてやパートナーでもあるし、私の父やみゃあちゃんから「よろしく」と頼まれたのなら…。どうして、どうして分からないんだろう?この人…。会話する相手などをまるで見ていない。おかしな事をしてくれる。たくさん、たくさん…。


これが「男」なのか?なら、私は男ではない。かといって女でもないし。私って、私って、一体何者なんだ〜?!

舞台を評してアンドロギュノス(両性具有)とは識者に言われたことがある。もちろんついてませんが。


限りなく男に近い女か、それとも第三の性か、中性か?


汗がたくさん出る。水分補給したいが起きられない。むろやんは実家の買い物プラスお茶に出て行った。まあ、家にいてても後ろで私が苦しんでいようがTV観てる人だし。誰かさんと同じ…。


小さい頃、そばに人がついていたにも関わらず脱水症状に陥り、救急車で運ばれたことがある。あと10分遅ければ死んでいた、と。それから何日間か意識不明だった。トラウマにもなっている。気をつけなければ。


以前はこういう時、あの人の声が「立つんや。立て。水飲むんや…。死ぬな。」と頭の中で励ましててくれたな…。そんなこともあったなぁ…。これは宇宙人ではないけど、実在の人の姿を借りて語りかけてくれたというならあり得る話…。だいぶ助けてもらったもの。