大荒れ。
喧嘩は延長戦へ。
朝、一人護国神社蚤の市に向かった。一人で車で行くのは初めて。
ワクワクするはずが、目は虚ろ。
氷雨に濡れて出店者は少ない。マンダジと冬瓜汁をいただき、黄からすうりの実を買った。別の店の更紗、古伊万里の豆皿には惹きつけられたが我慢。ブース番号666なんて人もいた。
帰宅。「温かく」迎えるむろやんに空手とボクシングの技をひとしきり繰り出す。誉められはしたが、その手には乗らん。
とりあえず、お茶しながら話し合おう。
「オレンジ・シャリマティ」。ハーブティーを飲みながらノートに思いを綴って見せる。あまり喉を使いたくないので。しまいにむろやん反省文書いたが、これは心入ってない。ポーズだ。
お店の中だったので声は抑え目だった。車の中では一転、むろやん大声で罵り続ける。イヤ。降りようとする私とまた取っ組み合い。交差点で先頭で停まっている車の中。みっともない。
家に着いて、「むろやん降りろ。私は車でどっか行くから。」実家帰ろ。
むろやんはそのまま、また車を走らせた。駐車場。コンビニ。家。再び繰り返し。
最終的にむろやん降りて、私はそのまま「七碗茶詩」へ。岩茶を飲みながらゆっくり考えよう。
水金亀を飲みながら、ノートに書き散らしていく。まとまらない。しまいには「女、と見下げるならいっそ性転換して、男性共同運営者としてやっていく」という珍案まで出た。
携帯のネットで富山の男性の傾向を調べると面白い。PCで本格的に見てみよう。
アンティークっぽい、野外で岩茶を楽しむ?セットが安くなっているのを発見。台湾のもの。どうりで、私好み。いいなあ…。
切り上げて車を走らすも、また寄り道。
TSUTAYAで元気になれそうなDVDを、と思ったが、なかなか見つからない。というか、目が見てない。観たい映画はどんどん溜まっていっているのに。「いのちの食べ方(屠殺シーンなどがある)」のようなものに目がいってしまう。元気な時にまた…。
本屋うろうろ。塗り絵見たり、占い見たり。
カエリタクナイ。
外に出てみると、雪が降りしきっている。駐車場に停めた車の中で母に電話。
今日は殆ど食べていない。半断食の日になった。気持ちは整理できてないが、ともかく帰ろう…。
激しく雪が降ってうっすら積もっていく夜道を運転。
雪が真向かいからぐるぐる降る。ネタを回転させる舞台照明に向かっているみたい。前に進んでいるのか。後退しているかような目の錯覚を起こさせる。目が回るよう。
車線が雪に埋もれて見えない。場所が分からない。わだちもない所をゆく。40kmを越えるとハンドルが取られるようなので慎重に。前方がよく見えないのでライトを動かそうとしたらそれでMAXの状態だった。一瞬、ゾッ。
それでも落ち込んでるので、顔ひきつらせることなくポーカーフェイスというのか、能面のような顔で無事帰り着く。
むろやんがお腹空いた、と。食材は殆どない。大根、蓮根、白葱のみ。でも半断食の今日だったから、外食してきついものは食べたくない。塩胡椒も使わないで何品か作って食べました。
…お金あれば、今の時間から金沢や東京に行くって手もありだったのにな…。
結論は見いだせないまま、時間は過ぎてゆく。休みの明日中に解決しないと、一週間の仕事がキツいぞ。