体が透き通って
この世にいられない
いることに耐えられない
今までなんてことなくできていたことができなくなり
三次元からの卒業を促されているのか
違和感いよいよ激しく
高層ビルのエレベーターでかなり高い所に上がったような
周りと親和する間もなく天上に引き上げられるような
百貨店の閉店の合図の「蛍の光」が流れ始めた
みんなは気がつかないけど感じる
崩壊の始まり
もの悲しい
でもこれからパーティーが始まる高揚感
三次元の地球にいられなくなったんだろうか
景色には否応なくフィルターがかかり
景色が変わり
今までの
私が私でいられない
変わらされていく
脱皮なのか