[]人はそんなに弱くないのだ

朝日新聞より。


蜂の屍のかろく乾ける浄(きよ)らにて落花のほども媚びることなし


飛び込めば水面に戻る力あり人はそんなに弱くないのだ


えらそうにするとはえらくないひとがすることだれもいつもどこでも


飯田龍太
「常々、僕は『本物の二流になりたい』と思っている。『本物の二流』とは一流が分かる人。自ら一流を名乗るような思い上がった人は一流ではない。それはあくまでも『一流気取り』ではないか」


沈静した華やぎ。
捨ててきた過去にも燃えさしがあるように、控えめで底深い、それでいて小さな芯が燃えている…