もしかしたら戦時中に飢えて死んだのかも。前世で。
夕食のサツマイモのツルのきんぴら。
玄米ご飯に乗せて、もう至福。うまうま。
私はこういうものが大好き。
サツマイモやら麦ご飯、梅干し、たくあん、かぼちゃ、めざしや鰯、蕗の佃煮…。
いわゆる「戦中窮乏食」のようなもの。
もう、体をよじる程に好き。アルマイトのお弁当箱に入ってたら最高。梅干しの酸で蓋に穴が開いてるようなの。
食後にまたアルマイトのやかんからお茶をお弁当箱に注いで飲んだりね。って、何で私はそんなこと知っているんだろう。
目を細めて喜ぶ私に、母は「戦時中に生まれたらよかったのにね」とよく言っていた。
もしかしたら、戦時中に飢えて死んだ前世もあったのかもしれないなあ。
この食に対する執着ぶり…。