また終末の夢。

また終末の夢です。前世の夢か、パラレルワールドか。


水没。アメリカの大家族の家の娘。他の家族は最後までアメリカ的なアホなとんちんかん、楽天で過ごし、死にました。


政府も何も機能してない。補聴器をやっぱりしていて、真っ暗闇の中、胸まで水に浸かって手探りで歩きながら、「水で補聴器壊れたら困るな…」と思っていました。「備蓄いくらしてても役に立たないな」とも。


次のシーンは寒冷化、氷河期の始めに入ったらしい。今度は白人の10歳くらいの男の子。お兄ちゃんと一緒にいる。生き残りらしい。

寒くて裸で、物が流れ去って水がはけた後の、白い砂原。砂漠かも。


「携帯ないからお兄ちゃんのそばにいなきゃ」と思った。流木に引っかかっている死んだ蛇を見つけ、食べられないかとおそるおそる手でつまんだ。少しねたつくような触感。


細長くて頭の小さい、ウミヘビのような黄土色の蛇。一応念のために頭を石ころで潰しました。死んだようにみえて、蛇って逆襲してくるから。


皮を剥ごうとして、お腹は空いてないことに気がつきました。


傍らにはカラカラになったサソリ。…と、あともう一つなにか。


背後の方向に、何かに引っかかったおじさんの、これも裸の死体。触ってみたらブヨブヨしてました。腐ってるか何か。早い目だったら血が飲めたのに、と思いました。


蛇やサソリ、おっちゃんの死骸から察するに、異変が起きてから大分日にちが経ってるらしい。それでも喉も渇かず、お腹も減ってない体なのです。


でも惰性で何となく食い物を探してる。というより、いつもの遊びの延長線上の探検のよう。


寒くて白い砂漠をさすらう兄弟2人。もしかしたら幽霊だったのかもしれません。


で、目をぱちっと開けて目が覚めた。


うう、こんな世界からこっちの世界に戻ってくるの、ギャップが激しい。気持ちがついていかんって。


5分後には新聞を取ってるなんて。新聞がしらけて見える。


前世の体験かな、それとも異世界の私かな。

少しずつ心構え教えてくれてるみたい。補聴器はこんなになるぞとか、備蓄してても、その時はあっという間だぞ、とか。お腹空かない、喉も渇かない、というのはこんな感じだぞ、と…。