雅楽倶でゴージャスランチ。

またも眠れず、4晩目。眠り方を忘れたよう。明け方に数時間まどろむのみ。


むろやんは早朝、石川県白山方面の神社巡り。


ハトムギと蓬粉末入り葛練り甜茶をいただいてから洗濯物干し。

そして久しぶりにおしゃれ。「雅楽倶」でお食事会です。6000円のランチ。


一時間かけて服、カバン、メイク。ヘアスタイルやアクセサリーなどを試すがめつ。久しぶりです。きちんとするのは年に数回くらい。


世界の辺境と言われる地域で冒険も好きですが、一方でラグジュアリー、スタイリッシュな空間も大好きな私。

普段でもおしゃれな格好をしていたいのですが、それを許さない今の仕事。ゆっくりおしゃれできる今回はものすごく気持ちが慰められます。


でも本当におしゃれな人は、どんなに時間なくて汚れ仕事でも身ぎれいにしてるんだろうな。


さて、雅楽倶。和食の方の「楽味」へ。駐車場から既に案内を受ける。お店の入り口ではお香のいい香り。


エメラルド色の水を湛えるダム、桜吹雪。ロケーション申し分なし。


器やお味、演出とも楽しませてくれました。

うど、ウルイなど山菜が散りばめてあって。

百合根も花びらの形にかたどって、多分梅酢で縁に色を付けてある。大根、人参も桜の花びらに抜いてあって、氷水に放したのか、ひらひら舞い落ちるようにくるんとなっています。透き通っている。

桜の形の薄紅のお重には上に桜の蕾の枝をあしらって、中には趣向をこらした前菜。


浜防風や芽タデなども。木の芽や山椒が利いていました。


メインは川に上がる前の桜鱒。白魚、と続いて土鍋で炊いた白いご飯にちりめんじゃこ、菜っ葉。それを目の前でさっくりと混ぜて供してくれます。


お漬け物と。


デザートも小ぶりの苺大福、メレンゲジュレなど。ジュレはバニラビーンズが透明な中に散っている。一度クラッシュされたもの。

これもコーヒーや紅茶でなく、終始一貫、熱い焙じ茶で。


後でデトックス処置しなくてはならないかと危ぶんでいたけど、きちんとバランスが取れているので不要です。

マクロの目から見て合格なので、感心しながら。きちんとした所の食事だと自然にバランス取れているんですね。


桜散る外、茶釜が湯気を上げる緋毛氈のコーナー、ショップと見て回りました。


もう少し浸りたかったのですが、人数があるので今回は仕方ない。

山側の道を車で回りました。


八百羅漢へ。


日本唯一の大群像野外展示、とある。おおざわの石仏の森。中国の方が彫られたせいか、いまいち親近感湧かず。


昼からねむねむでした。でも最近は1日一食に近いので、肌がきれいで滑らかなのと、服がちゃんと決まったのでひと安心。


まだ足りない気がしますが、もう今日は収束に向かう。今夜こそ、ぐっすり眠りたいな〜…。