実家の猫

実家の猫、ぴこ。7ヶ月。


顔はちゃんとかわいかった。安心。ヌエか何かみたいな写メ、母が送ってきたから心配してました。賢げな顔です。


暴れん坊で手に負えない、とのこと。


昨日、私を傷つけないようにとホームセンターで爪を切ってもらったせいか、ショックを受けたのか大人しいそうです。


すぐ私の脚に頭こすりつけてきました。


でも抱っこが嫌い。


動物と話せる女性、ハイジになってみる。


「昔、猫を飼っていたでしょう?それも犬も含めて何匹も。


ここに昔飼われていた猫が、この子をおびやかしているわ…。まだ、あなたの胸の中にいるのね。だから前の子が呼ばれて、ここにいるの。この子はその影に怯えて、テリトリー、自分の存在を一生懸命主張しているのよ。あなたはまだ前の猫の飼い主。だからこの子が心を許さないの。まだこの子のことを前の猫の名で呼ぶでしょう?…混乱する、と言ってるわ。ボクのことを見ていてくれるのか、安心できるのかって…」


「前の猫に対して気持ちでけじめをつけて。次の子をかわいがるからね、と。今はもうこの子だけだとこの子に分からせるの。愛情をかけてあげてください。いつも前の猫と比較されている、と言ってるわ」


つるつる神がかったようにセリフが出てきました。


抱っこが嫌い。
調べてみると、それは猫だと当然のことだそう。たいがいの猫は抱っこ嫌い。抱っこが好きな猫の方が珍しいんだそう。


そうかぁ、コスプレしたり、抱っこでもなんでも自由にさせてくれたみゃあちゃんは希有な存在だったのかー。

ぴこは猫らしい猫なんだね。