半断食。マジェンタ。

雪はまだ積もって高いけれども、
もう、春です。
体が感じ取るので今日は軽く断食しよう。

特にダイエットという訳でもなく、
体の掃除です。
花粉症も発症しなくなるし、
今この時期、体も魂もチューニング中だから。

お肉やお魚など動物性のものも、
寒い冬は必要だったかもしれないけど、
これからは控えめに。

春は体が一番排毒しやすい時期。
冬に溜め込んだものを出そうとして、
いろんな形で毒が出されます。
前倒しですっきりさせておこう。

明日は新月。特に2の並ぶ2/22だから、心して。
やはりそういうタイミングです。

「いちごの約束」という酵素ドリンクを飲む。
きれいな赤!
いちごジャムを薄めたような味。

以前酵素ドリンクを作ったことがありますが、
野菜や果物の種類たくさん入ってないからか、
すっきりしたお味です。

赤、きれいだな。

昨日買った石榴石。
ブラックライトを当てると、
こんなマジェンタ色。

マジェンタ。

かのゲーテによって名付けられた色です。
「見えない色」。「隠れた色」。

そのゆえん。
虹は「赤・橙・黄・緑・青・藍・紫」の7色ですよね。
その赤と紫の間にある色。
虹とはまったく別の性質を持つ色、というので。
8番目の色です。ハイ、8、出てきましたね。

オーラソーマでは、
「神聖な愛の完全表現」とも。
天から絶えず降り注ぐ愛。

第8チャクラの「魂の色」でもあります。
アカシック・レコードともつながるらしい。

「ケアする人をケアする色」でもあります。

今、すごく心にしみるんですが、
たった今気がついたんだけれど、
この色、私の一番嫌いな色でした。

母の色。

とても辛い一時期、雪の降る遠くの精神科へ行った時。
むちゃくちゃな家族関係の中で、
自分だけがスケープゴートにされている、と感じていた時。
関心を持たない母になんとか当事者意識を持ってもらおう、と
一緒に病院に来てもらったのですが、
母は自分の好きな、
鮮やかなこの色のワンピースで固めていました。

それがものすごく、ものすごく嫌だった。

いや、はははは、単に分量の問題かもしれない。
精神的に参りきっているのにこの色で全身、
しかも香水ぷんぷんなんてやっぱりナイですね。

今、雪の中、
モノトーンの中にこれがきらりと小さく輝いているのは、
生命を感じさせてなんてきれいなんだろう。

冬でも色の溢れている、温暖な西宮の風土では、
この色の持つ意味がなかったのかもしれない。

でも、
そのような風土にあってさえ、母には、
自分にこの色が
とっても、とっても必要だったのかもしれない。
その分量分。

家族の中で孤独で辛かったのは、
母とて同じだったのかもしれない。

表現方法が違うだけで。

本来豊かな愛の人だから、
身の回りをこの色で埋め立てる程に苦しかったのかな・・。

マジェンタ尽くしのオーラソーマのこの一本。
あの時の母のような一本。
B67にはこう説明があります。

「神聖なる愛/小さきことの中の愛」
愛の神聖さと奉仕の融合。

この色をまず一番に選んだ母は、
「日常のささやかなことの中に隠されている大きな愛に気づける人。」

母と根底ではつながっているのか。

また一つ、オトナになりました・・・。