私の中の男、俺の中のオンナ。

昨日は一日中吹雪いて、
今朝。
雪、積もりました。
銀世界。
一体今何月なんだ。
植物たちも驚いて身をすくめている。

昨日夢に出てきた魚を板に乗せて切る神事、
調べてみたらあるんですね。あちこちに。
大漁を願う神事らしい。
伊勢の大賀(おおか)神社の「板の魚神事」が
一番近いかな、と思いますが、まあどうだっていいんだ。
神様の心地を味わえたのが楽しかった。

主に泣いてます」6巻を読む。

泉さんの今までの境遇。
よく分かる。
似てる。
いえ、そこまで自分は美人、という訳ではないですが。

女性からの妬み、嫉妬の対象にはなりやすかった。
何もしてないんだけど。
母からも嫉妬されたと思う。
だから男の仮面をかぶることにしたのかもしれない。
女性性を封印したのかもしれない。

「美人薄命」というのは、
やっぱりそういう妬みだとかの念を人から受けまくるんで、
それで薄命らしい。
本能的に顔にスス塗って生きてきたのだろうかもしれん。
処世術。

昨日は女性のお客様4人、殆どフルに接客しました。
合間に仮眠したりしながら。
一年近く女性と接する機会を持たなかったのが、
パニック治り切っていないのにいきなりだった。
さすがに疲れました。
楽しいことは楽しいけど、変な汗をびっしりかいた。

僕にとって、女性ってなんなんだろう。
遠い存在だ。
苦手。怖い。

漫画の泉さんも、近い感じで女性は苦手だろう。

なんか・・
女性自身は気づいていないかもしれないが、
男性より強い念のパワーを持っていて、
それが向けられるんだ。
男性からのは単純で軽くてあっさりしてるんだけど、
分かりやすいんだけど、
女性からのはなんて言うんだろう、重い。
ねっとり。じっとり。
深いし、屈折したものがくる。
それが私には力量不足なのか、受け止めきれない。
とても、生きにくくて、それで逃げてる。

そういう波動合わないから
守るために逃げて正解なのかもしれないけど。
そういう波動を女性から出させているのは自分。
とは言っても、ただ立ってても座ってても、
どうしても人と違い過ぎた波動の中にいるし・・。

漫画の中で心に残った言葉。

手錠をかけられた泉さん。
その方が落ち着く。
「そうやって自分のことを自分で痛めつけるのは
 もうやめて下さいっ・・」
見かねた赤松が言う。
「泉さんの心にかかっている手錠を
 外したいと思っているんです」

自分も自分で檻を作って入っているのは分かる。
檻に閉じ込められるのがイヤなのに。
自分で自分の外側に一生懸命檻作って、
「助けて。苦しい!!」って。
なんでなんだ。

なんで楽に生きられないんだ。
女性、男性の区別ごときで。
今、私男と言われたら男。女と言われたら女。
このあいまいなキャラで生きている。

つれあいのむろやんは、イケメン
(だと私は思っている。
 イケメンは好きではないのだが、
 結婚したらイケメンに変身してしまった)。

彼の前世の一つが、常磐姫という絶世の美女。
男であるむろやんの中に、
女性の私がおっつかない程の
すごい美人がいて、そのたたずまいや仕草が時々現れる。

美貌を妬まれて、陰謀で殺されたそう。

今は私も生きにくいけど、
隠さなくては生き辛いのかもしれないけど、
仮面を取って生きられる世に、これからなるんだろう。

単に女性からの嫉妬を避けるためだけではないと思うけれど、
せめてできる時は、男性の仮面を取ってみようか・・。