好きだと思える人がいるということ。

昨日いきなり運動したので、今日はちょっとしんどいな。

あれだけすがやかな一日を過ごしたのだから
よもやパニック起きるまいと思っていたら、
夜少しヤバかった。

ポイント水晶を握っていると、ピリピリ。
そのうち、水晶がどくん、どくん。
と、東北で震度5弱。
連動してきてるか。

昨夜の夢2つ。

一つ。

父と二人暮らしで、見ず知らずの男性を一晩
自分の部屋にかくまうことになった。
男性の名前、「○○ 心」。女みたい、と思った。
夜寝ていると、その男性、気を遣ってか、
暗闇の中で本を読んでいる。
「もお」と起き上がった。
電気スタンドを点けてあげようとしたら、
気が荒立っている男性が手を振り回して怒った。
「モウ、すたんど ツケテアゲヨウト シタノニー」
自分の声は先天性ろう者の声だった。
(注:この自分は、「私」ではない)
「私」より積極的なキャラのようで、
男性をくつろがせようと
おススメの本や自分の書いたノートを見せたりした。
「ワタシノ カイタ ノート!!」と
ノートを開いて見せていた時、
体の中にいる「私」は、
「あ、書いてるんだ。よかった」とホッとした。
男性も打ち解けてきた。
「ワタシ、あれっぽ デ カオ アラウ」
「俺はカネボウ。」
カネボウ、ダメ〜。ワタシ、ツッパルww」
軽くじゃれたり。
(私にはできません。)

「私は寝るけど、
 聞こえないから気にしないでCD聞いてていいよ」と
言おうとしたけど、
はたしてこの子はCDを持っているのか、と
ちらっと思って言うのをとどまった。

この子の頭と体にしばらくいさせてもらったのだけど、
私よりフレンドリー。無邪気。ピュアー。
あまり深く考えてない。
心が自由だった。

男性はその子が障害者だから
いたわる感じで優しく、
表面打ち解けてくれてたのかもしれないけど、
心の垣根をなくす力がその子にはあった。

私がクルミの殻ぐらいの厚みの皮を
心にまとっているとして、
その子は新タマネギの皮ぐらいに薄かった。
その分、柔らかい傷つきやすいのかもしれないが、
みずみずしさが補ってあまりある。
他者との境界、隔てるものがない。
それ故に他人と打ち解ける。
私より聞こえないにも関わらず。
私の方が自我で凝り固めている。
打ち解けにくくしている。

もう一つの夢。

テーブルと椅子だから、ヨーロッパだろうか。
王侯貴族。
他国との交渉のキリキリした場らしい。
自分はファミリー。
皇子か何か。
すごく緊張した空気。
ファミリーの自分さえ、
「その人」に顔を合わせてはいけない。
従者、いや貴族達だろうか、大勢控えた者達は
直立不動の姿勢をキープしている。
その中で自分はうまくやったのだけど、
「この緊張感はかなりのものだ・・とんでもないな」と、
「私」は思った。

目が覚めると喉がまたひからび、
しばらく緊張が取れないままで苦しかったので
しかたなく頓服。

これも過去世か。
そういえば確かに、自分は直立不動や、
緊張した場できちっと形を崩さないでいるのが好きだし、
得意だった。
「もう、今は大丈夫なんだよ。
 これからその必要はないんだよ」
と自分に言い聞かせる。
15分程で発作の危機はやり過ごせた。
これもこの時期の排毒なんだ。

とにかく・・
のんきに。
今、与えられていることに
最大限感謝しよう。
(裏で、充分感謝してないと
 もっと怖い状況起きるんじゃないかと
 おののきつつ、だが)

目が、見える。ありがたい。
息が、吸える。ありがたい。
好きだと思える人がいる。ありがたい。
結婚してくれた人がいる。ありがたい。
愛してくれている人がいる。ありがたい。
今は考えを表すことができる。ありがたい。
不充分かもしれないけど、
気が狂うかもしれないけど。
私の周りに「愛」を示す不思議は確かに起きている。
必ず集まって助けてくれているのを感じる。